Thomas Quinet トマス・キネが代表取締役社長に就任

デットレフ・シュミットは、トマス・キネに権限を委譲し、整然とした世代交代を進めたいと望んでいます。

デットレフ・シュミットは、トマス・キネに権限を委譲し、整然とした世代交代を進めたいと望んでいます。

この度の役員人事による経営権の世代交代は、PSI社がこれまで推進してきたプロダクト・ドリブン・メソドロジーを継承し、更なる発展を目指して参ります。

PSIメタルズは、将来の課題に向けて、新組織体制を準備しています。スヴェン・ブッシュ(Sven Busch)とトマス・キネ(Thomas Quinet)が会社のトップに立ち、PSIメタルズはその製品ビジネスに向けた歩みを継続します。29年間PSIで役職に就いてきたデットレフ・シュミット(Detlef Schmitz)は、PSIメタルズグループの代表取締役社長を辞任しますが、今後も販路開拓面で引き続き経営に参画して参ります。

今回CFOを務めていたトマス・キネが、PSIメタルズの新しい代表取締役社長に就任しました。42歳のベルギー人であるトマス・キネは、土木学科を卒業した後、2001年に既に金属業界に加わりました。営業幹部としてのキャリアをスタートし、間もなく営業担当役員として指導的立場に立ち、2009年にはPSIメタルズ ベルギーの取締役役員に就任しました。エグゼクティブ用のMBAで学んだ後、2013年には財務担当役員の立場に立ちました。トマス・キネは、財務、管理、法務、ITとサービスに、引き続き責任を持ちます。更に、PSIメタルズの製品に関わる全ての課題を統括します。そのため、2つの新しいビジネス分野が創設されました。プロダクトのイノベーションを推進するフューチャーラボ、及びマーケティング&プロダクト管理部門です。マーケティング部門と製品開発部門が一体となって、グローバル顧客のアカウント管理、セールスサポート、及びトレーニングに当たります。

新しい組織体制を採用するにあたり、これまでのプロダクト ドリブンなビジネス路線を確実に継承します。金属産業における最高品質のアプリケーション技術と経験豊富なエキスパートによるコンサルティングを通して、業界トップクラスの製品とサービスを提供するという明確な目標を掲げています。同時にPSIメタルズは金属産業における生産管理ソリューションのマーケット リーダーの立場を揺るぎないものとして維持し拡大して参ります。

PSIソフトウェアAGは、エネルギー管理セクター(エネルギー・ネットワーク管理)、生産管理セクター(鉄鋼、自動車、メカトロニクス、ロジスティクス)インフラビジネスセクターから成るドイツのソフトウェアホールディングカンパニーです。PSIは1969年に創業され、グローバルでの従業員数は1,600人以上に及びます。