中国の馬鋼でPSImetalsの生産計画と品質管理システムが本番稼働しました

ベルリン、2019年7月4日-2019年5月、PSImetals / Planning and QualityモジュールがPSIの中国の長期顧客である中国馬鋼(集団)控股有限公司(以下馬鋼)で本番稼働しました。モジュールは、第4熱延ミル、第1熱延ミル、および2つの冷延工場を含む、馬鋼の5工場、50を超える生産ラインに適用されます。年間粗鋼量1500万トンを超える巨大な製鉄所において、導入されたPSImetalsシステムが本番稼働を開始しました。

2017年7月、馬鋼は 統合型生産計画システム導入プロジェクト、および 総合品質管理システムの2つの契約に署名しました。この未来志向で厳しい2年間の導入プロジェクトは、馬鋼の情報システムの近代化を主な目的としていました。 22か月の導入プロジェクトの後、「PSImetals」品質および生産計画システムが並行本番を迎えました。

PSI メタルズのCEOスヴェン・ブッシュ氏は、次のように述べています。「2つの巨大かつ複雑な生産システムがこのような短期間で並行本番を迎えることは、世界的に見ても非常にまれです。」 両当事者が10年以上の協業実績に基づいていることを付け加え、この度の成果を称えました。

統合された計画システムでは、馬鋼の薄板系、長物系両方の生産計画プロセス全体をカバーします。主なモジュールは、中長期の年間計​​画、月次販売計画、期日見積、短期および中期の生産計画、ラインスケジューリング、グローバルな注文最適化で構成されています。

総合品質管理システムには、品質設計、工程設計データベース、品質データウェアハウス、プロセスデータに基づく合否判定、統計的工程管理(SPC)などの生産プロセス全体の品質トレーサビリティと分析、データ取得プラットフォーム、レベル1およびレベル2からの処理時間から長さへのデータ変換を主目的としたデータ収集が含まれます。

品質管理システムでは、複数のミルで段階的に本番稼働しました。品質設計と品質判定が最初に実装され、次にSPCサーバーが構築されました。

MaGang (Group) Holding Co., Ltd 中国馬鋼(集団)控股有限公司は、中国第7位の中国国営の製鉄企業で、1958年に設立されました。馬鋼の粗鋼能力は、現在、年間1800万トンに達します。世界規模で、冷延薄鋼板、熱延薄鋼板、溶融亜鉛メッキ薄鋼板、カラー薄鋼板、ケイ素鋼板、H形鋼、高級棒線、鉄道車輪等の近代的生産ラインを有しています。 www.magang.com.cn/

PSI グループは、独自のソフトウェア製品に基づいて、エネルギーグリッドセグメント(ネットワーク、エネルギー取引)、ドイツ国内公共交通機関向けシステム、および製造業セグメント(鉱業、金属製造、自動車、機械工学、物流)のエネルギーおよびマテリアルフロー最適のための包括的ソリューションを開発しています。 PSI社は1969年に設立され、全世界で1.900人を雇用しています。