スロベニアの鉄鋼メーカーSIJグループは、PSImetalsによるメインフレーム刷新を決定

[Translate to 日本語:] Stahlproduktion im Stahlwerk in Ravne. Quelle: SIJ Metal Ravne

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PSImetals 5.18は、スロベニア ラヴェネ(Ravne)の製鉄所の2つのメインフレームシステムを刷新

ベルリン、2019年7月29日– PSI メタルズは、SIJ – (スロベニア・スチール・グループ)およびその鉄鋼会社SIJラヴェネ製鉄所より、PSImetalsモジュールの生産実行、品質管理、Order Dressing(工程設計)、Order Scheduling(全工程スケジュール)およびラインスケジューリングの導入プロジェクトを受注しました。 PSImetals 5.18は、製鋼工程、スラブ以降の下工程エリアの2つのレガシーシステムに代わって刷新されます。

PSIとともに、SIJラヴェネ製鉄所は、メインフレーム生産システムの刷新を目的としたプロジェクトを開始し、工場のデジタル化に着手しています。導入プロジェクトのスコープには、生産計画、工程設計自動化による製造指示の自動化、製造指令管理、品質管理と品質判定、ならびにミルシートの出力、スラブ・製品ヤード管理が含まれます。

SIJグループCIOであるウラジミールアルシノフは、次のように述べています。「当プロジェクトでは、当社のデジタル化戦略を反映しており、SIJラヴェネ製鉄所で完全統合されたデジタル製造アーキテクチャの構築が可能となります。製鋼工程の製造管理システムを網羅した新生産管理システムと、CRMを含むERPシステムが完全統合されることになります。」 

SIJグループは、顧客注文のパフォーマンス、特に生産サイクル、在庫レベルの推移などの運用KPIを改善し、同社の中で2番目に大きな製鉄所であるラヴェネ製鉄所が最高基準の市場要求を満たすことで新市場に参入への促進を期待しています。

SIJのグループITチームは、オーストリアのグラーツにある近くのPSIオフィスでPSIスペシャリストからのスキルトランスファから始め、プロジェクトに最初から参加します。これにより、SIJグループITチームは、将来のPSI製品コンフィグレーション作業とアプリケーションのメンテナンスを自前で実施可能となります。当プロジェクトは2019年9月に開始され、18か月以内に運用が開始される予定です。

SIJグループは垂直統合されたスロベニア最大の一貫鉄鋼メーカーであり、ヨーロッパにおけるステンレス鋼および特殊鋼の大手メーカーです。 SIJグループのSIJラヴェネ製鉄所は、EUで3番目に大きい工具鋼メーカーです。

PSI グループは、独自のソフトウェア製品に基づいて、エネルギーグリッドセグメント(ネットワーク、エネルギー取引)、ドイツ国内公共交通機関向けシステム、および製造業セグメント(鉱業、金属製造、自動車、機械工学、物流)のエネルギーおよびマテリアルフロー最適のための包括的ソリューションを開発しています。 PSI社は1969年に設立され、全世界で1.900人を雇用しています。